「不登校」と呼ぶのはもう古い!?

 

36歳、現役高校数学教師です。
今回のテーマは「多様な学びとは?」です。
現代教育では「多様性」「多様な学び」「自由度の高い学び」といった言葉が多く聞かれるようになりました。これはジェンダーレスにも繋がっている内容です。
ここでは「不登校」についても触れ、今後教育界がどうなっていけば良いかまとめていきます。

近年では急速に「多様」という言葉が浸透してきました。
自由選択とも近い表現だと考えています。
日本では義務教育が存在し、小・中学校には通う事、親は通わせることが義務付けられていますよね?
でもその一方で学校に行けない子供も増えています。
そしてその対策としてフリースクールや通信教育が発達しています。
本来「義務」であるならば他の選択肢がないように思えますが、この時点で選択肢が与えられていることになり、「義務教育」という言葉は変わらないものの、変化しつつあります。

特に私は公立の高校教師です。一番強く感じていることは「高校は通信制やフリースクールの様な学びの場が一気に減る」という事です。
確かに義務教育ではありませんが、今やほとんどの子供は中学を卒業したら高校への進学をまず先に考えますよね?
ですが公立の通信教育はほとんどありません。需要に対して供給が全く追いつかない状況です。

先程「多様な学び」について触れましたが、現代教育であれば「家で学びたい」「学校ではないところで学びたい」という選択の自由が求められているわけなんです。

つまり「不登校」は今や「在宅」を選択しているに過ぎない。
不登校の生徒は様々な理由があると思います。
人間関係・無気力、原因不明といった場合も多いようです。
しかし、学びに対する意欲がないかというと、「学習したい」「本当は行きたい」といった子供も非常に多いと感じています
今やネットの時代ですから、家に居ながら他人とのつながりはいくらでも持てます。
「学び」と一言で言っても、Youtubeなどで自ら学べる環境もあります。
「学校に通う事=正義」なのではなく、大人になるうえで必要な学び、生きていく力の養成、これができる環境をもっと増やしてあげられれば、救われる子供たちはたくさんいるのではないでしょうか。

現に経営者になって成功を収めている人が中学生時代は不登校でした、なんて話も珍しくありません。
日本は「出る杭は打たれる」文化があります。私はこれがあまり好きではありません。
ですが現にこの文化があることは否定できません。
ある子供が優秀→周りと合わない→浮いてしまう→不登校
この流れ、結構あると思います。でも優秀だからこそ成功者になるケースも多いと推測します。

選択肢の広い通信教育の可能性

 前述したように、子供たちの価値観や感覚も多様化し、さらにそれを認めていこうという時代になってきました。だからこそまだまだ通信教育がニーズに応えきれていない
多様性と認め、他社を理解しようというのであれば、全日制と通信教育は同程度の規模、環境が必要だ。
さらに学校に通うだけでは閉鎖された環境の中での学びに限られてしまうが、通信教育なら自分が学びたい分野・ジャンルをもっと広い視野を持って吸収できる可能性がある。
過去の教育から脱却し、最先端の教育が今の子どもたちに少しでも早く提供できるよう、私も1人の教師として、教育界に貢献していきたいと考えいる。

まだ具体的に何ができるのか、模索中であるし、大きなことをするのであれば協力者が必要なことは言うまでもない。今後に期待してほしい。

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