中高生は夏休みのシーズンになりました。
特に中学3年生は高校体験入学に参加している時期ではないですか??
今回は高校の「種類」について簡単にまとめいていきます。
①課程について
大きく「全日制」「定時制」「通信制」の3つに分けられます。単位制、といった言葉も存在しますが、単位制は前記3つどの課程においても存在します。あまり気にしないようにしましょう。
・全日制
簡単に言うと「毎日通う、朝8:30~夕方4:00頃までの学校生活」です。(時間は学校によって前後あ り)いま日本で一番多いのはこの形態でしょう。
・定時制
ご存じの通り遅い時間の学校生活になります。「毎日通う(例外あり)、午後3:00~午後8:00頃までの学校生活」です。昼間は仕事をしたりする生徒さんも多いです。給食があるのも魅力的です。
・通信制
こちらは「スクーリング」と呼ばれる登校日以外は、自宅での学習などが軸となります。
最近ではスクーリングのペースは自分で選べる、という学校が多い傾向にあります。
少ない場合だと年間で数日、という学校が多い印象です。
②「科」について
特に全日制においては大きく3種類の「科」に分けることができます。
・普通科
一番馴染みのあるものかもしれません。国語・数学・英語など普通教科を広く学び、大学受験に備える学校が多いのも普通科の高校の特徴かもしれません。その一方で普通科高校は現代では「特徴を持たない科」として見られることもあり、魅力は何なのか、各学校で工夫が見受けられます。
・専門科
これはいわゆる「工業科」「商業科」「農業科」など、専門的な学びの科に分かれ、高校受験の段階で選ぶことで3年間専門的な学びを中心に高校生活を送ることができるのが特徴です。多くの専門科では高校生のうちに資格取得を目指すこともでき、高卒で即戦力、といったケースも生まれやすいのが魅力となっています。
・総合学科
これまでに出できた「普通科」と「専門科」のいいとこ取りをした科になります。総合学科では1年次は全員共通の教科の学び+自分で2年次以降の時間割を決める、キャリアプランについて考える「産業社会と人間」という科目を必修としているのが特徴です。中学生のうちではまだ何かやりたいことを見つけることができていない、そんなお子さんにオススメの科になります。デメリットは専門的な学びは2年次からになるので、専門科教育と比べると、学べる幅は単純に2/3になります。
今回は①課程②科の2つについてお話ししました。
例外や、これらに当てはまらないものもありますが、「一般的に」広く知られているものとしています。
簡単にまとめてしまっているところもありますので、ご質問等はぜひコメント欄もしくはDMにてお送りください。できる限りすべての質問に答えようと思っています。
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